福元でのコミュニティ事業の課題と解決策、その後の未来について
コミュニティ事業=コミュニティ・ビジネス
地域が抱える課題を地域資源を活かしながらビジネス的な手法によって解決しようとする事業のこと。
現在の問題点
現在、福元では地域資源(人)を活かしながら、7つのコミュニティグループで課題を解決してきているが、これは、コミュニティ・ビジネスではなくボランティアである。
少子高齢化が進む福元住民のボランティアに頼る体制では課題解決の活動を長期継続することができない。活動メンバーが固定化されてきており人によっては複数のグループで動き疲弊してきている。
課題解決のために活動している人が疲弊している原因は、時間、金を継続して自分が供出しなくてはならないこともある。
コミュニティ活動に関わる人は主に時間の都合がつけやすい自営業者が多いが、活動に関わる時間が増えれば、その分、自分の仕事、収入に影響がでるというジレンマがある。
解決策
コミュニティビジネスとして稼ぎ収益を上げる。
収益から活動費、スタッフ費用を捻出する。
そのために、福元の地域資源である野菜、花を利用して付加価値をつけ乾燥野菜、干し芋、ドライフラワーなどにして販売する。
地域の子供たちが苗植え体験、収穫体験を行い、地域住民が商品として販売を行う。
機械の利用料支払と活動費寄付を行ってもらう。
寄付金を子育て支援、地域活動費に使う。
地元道の駅で「この商品の売上の一部は子育て支援、地域活動に使われています」とポップに書いてコーナーを作成する。
子育て支援に使われることが商品の付加価値になり競合商品よりも売れやすくなる。
効果
活動費を生み出すことにより住民の負担が減る。
↓
課題解決の活動を長期継続することができる。
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新たな課題解決の余裕がうまれる。
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